本日、日曜日6月16日に香港において、逃亡犯条例制定反対のデモが再び起きました。先週の日曜日である9日の前回デモ(103万人参加)を超える勢いだそうです。(200万人参加)
前回デモの様子をみて当局は審議延期としましたが、もし、裁決を決めたならば、おそらく大規模な暴動に発展した可能性があります。
今回のデモは「審議延期」ではなく、「審議撤回」を求めてのデモです。
延期というのでは、いつ再開されるか分からないからです。市民の自由が脅かされるのが確定であれば、市民は必死になって立ち上がるものです。
民主国家でない中国の今の行状を見たならば、中国が香港のような、いわゆるイギリス的な国家へと変革すべきであることが、世界の常識(英語:Common Sense)であります。
さて、中華民国・台湾についてですが、あと2年後の2021年、中国共産党立党100周年にあたるようで、中国は台湾を武力併合して花を添えたいと目論んでいます。
だがしかし、台湾はそう簡単には落ちないだろうと思います。なぜなら、1949年の馬祖列島で台湾の国民党軍は中国共産党軍を撃退しているからです。当時の戦闘魂は今なお健在でありましょう。
台湾独立というフレーズ(単語)がありますが、台湾は、中華民国として既に独立した民主国家として、また、完全に別国家として成熟し成長しているので、独立する必要はありません。
(この部分は、大川隆法先生 2019年3月の台湾講演会「愛は憎しみを超えて」参照)
願わくば、香港政府の幹部が、1950年代に中国がチベット侵攻した当時の段取りを今現在、香港において再現しようとしていることに早く気づいてくれることを祈るばかりです。香港で侵攻モドキをくい止めることができなければ、次は台湾侵攻に入るだろうと思われます。
民主・自由は、世界の常識(英語Common Sense)でありますので、香港も台湾もともに協力して抵抗は続いていくことでありましょう。