テレビや新聞の政治・経済コーナーで「首長」という単語がよくでてきます。地方政自治体の長(市町村長)のことを示す場合によく使われます。
そして、取材を受けている方やアナウンサーが、「くびちょう」と発言されるのをたびたび聞くと思います。
「くびちょう」は首帳と綴る場合もあります。この場合は、昔の戦国時代に、取った敵の首の数を記した台帳だそうです。こわいですね。
さて、「首長」は20年〜30年前はどのように呼ばれていたか?疑問に感じますよね。(^_^;)
「しゅちょう」と呼ばれていました。ある新聞の記事で、地方選挙に落選した方がいまして、その方が落選した理由は、演説で、市長村長のことを「くびちょう」と発言したからではないかと発信していまして、落選した方には気の毒な感じがしました。現在では全く聞かれませんね。(笑)
「市長」と間違われないように「くびちょう」と言うようになったという説もありますが、「私立」を「市立」と間違われないように「わたくしりつ」と言うこととは異なり言葉の響きがよくありませんね。
アメブロでは、「くびちょう」を日本語として定着させないように!といった厳しい意見もありました。
やはり、響きのいい言葉がいいですね。