今日、交通量の多い通りで乗用車を走らせていると、中学生くらいの男子が車道で自転車を反対方向に走らせていたので、「危ないよ!」と注意したところ、謝るどころか怒って怒鳴り始めました。
そして、私が信号待ちで停車している所まで近づいてきて、再び怒鳴りました。私はこれは、教育するチャンスだと思い、怒鳴り返しました。
だが、信号も青に変わったのでそのまま発進しました。もっとひどいようなら、車からおりて説教しようと考えましたが、今の学校の教育レベルはこんなに劣悪なのかと半ばあきらめて、そのままにしました。
私が中学生の頃は、教師は絶対的な存在であって、同級生などは、先生にさからったら、背負い投げされたものです。いや、こわい存在でした。
現在の中学校では、ゆとり教育の名残りで、先生はないがしろにされているのではないかと思います。先ほどの中学生はその調子であれば、先生の言うことなど聞いていないと思われます。
学級崩壊は起きてないか、授業中に携帯電話をみたり、でたらめな私語をしていないか心配です。先生が注意したところ、暴力をふるわれた事例が最近ありました。
これでは保護者も怖くて子を教育できてないのではと感じました。
中学生までは、義務教育ですから無償ですが、高校、大学まで無償にしたいと時の政権は得票のためにたびたび発言します。
すべて無償となれば、生徒たちはますます教育の有難さを忘却して教師を何とも思わなくなるのではないかととても心配です。
かくして、生徒に叩かれる先生が増え続け、教職を志す若者が減少していくのではないか?
現に私の知人は来世に生まれ変わっても教師にはならないと明言しています。
これまでの私の人生は半分怠け者の感もありましたので、大きなことは言えないのですが、基本的なことについては、日本の教育が世界最高水準であった時代のようになれるよう心から祈ります。