今年は日本が議長国を務めるG20サミットが本日28日〜29日の2日間の日程で大阪府で始まりました。
サミット(首脳、頂上)はSummitで首脳会議ですね。準備期間も合わせて大阪経済の浮揚効果があってよかったです。
20ほどの世界各国から首脳陣が一堂に会することなので警備などすごいものがあります。
願わくば、型どおりの和気あいあいとした会議に終始することなく、世界の人々が直面する重要懸案事項について建設的な議論が行われるよう祈ります。経済問題、人権問題など山積しています。
さて、世界最強国アメリカのトランプ大統領の発言が日本を世界を動かせていますが、とは言っても、日本政府はあまり反応していません。
例えば、トランプ大統領は21%(公約は15%)もの大幅な減税の公約をしてアメリカ経済を浮揚させています。
日本はどうでしょうか?消費税増税をたび重ね、来る10月には消費税を10%に目論んでいます。計算しやすくていいと言う方もいますが、昔消費税のなかった頃は、経済成長率は毎年上昇し、GDPは世界第2位でした。
今は、消費が落ち込み世界第3位です。これはよくないことです。
世界では相続税などないところもあります。日本では、いろんな名目の税を合わせると所得の50%ほど税金を徴収しています。これは、異常値です。
ロシアでは、プーチン大統領が主導して、税は一律10%です。これが理想的な税制だそうです。
トランプ大統領は記者会見で発言しても、アメリカのマスコミは一部を除いて、そのとおり報道しないので、ツイッターを使ってよく発信しています。
最近では、「日米安保条約は、アメリカが日本を守るが、日本はアメリカを守ってくれない不公平な条約である。」と主張しています。
まさしくそのとおりだと思います。「自分の国は自分で守る」が世界の常識Common Sense(コモンセンス)です。世界はそうであるのに、日本のみが他国が守るべきといった異常な常識となっております。
日本が早く世界の常識に追いつくことを願ってやみません。