2011年の東北大震災ののち被災者たちが、配給物資を受け取る際、割り込むこともなく整然と並んでいたことが、諸外国から賞賛されたことは記憶に新しいです。
このような状況の時に外国では、被災者たちはどのような行動をとるでしょうか?
女性、子供、お年寄りはおとなしく並んでいますが、荒々しい人々は、スーパーの窓ガラスを割って物品を略奪している光景をよくテレビで見かけます。
現代の日本においては、「ゆとり教育」によって基本的な知識などは大幅に減少し、かといって人間教育はできてきたのかという疑問はあるにしても、昔から培ってきた「誠実さや他人を思いやる心」は失われてはいないと思います。
ですから、最初に述べてような品性のある行動がとれるわけですね。
さて、大局的に今の日本を見てどう思うか?ということですが、マスコミ(Mass Communucation:マスコミュニケーション)は政府の一員と化してしまい、政府も人間の集合体ですから誤りもありますが、あまり批判しないような風潮が感じられます。
やはり、誤りがあると判断されるのであれば、善悪をはっきりと述べる必要があると思います。
それは、考察するに、2014年、消費税を5%から8%に増税した際に、「それは認めるが、8%から10%に増税する時は、マスコミ関連の税には軽減税率を適用して8%に据え置いてもらいたい。」といった内容の陳情書を政府に提出して、それが実現できるようにとの借りができたからではないかと思うわけです。
増税されたら困るのは国民です。マスコミの方々は日本国民ではないのかという錯覚に陥ります。
そして、マスコミ関連は今回は増税無しとした場合でも、諸物価格が増税によって値上がりしたら、庶民は生活防衛のために、まず新聞購読を取り止める方が増えてくるだろうと思われます。
現在でも、某紙や某局のねつ造報道によって国民のマスコミ離れがあるのに、それがいっそう加速されるのではないかと思います。
そうなると、マスコミ(Mass Communucation:マスコミュニケーション)ではなく、ミニコミ(Mini Communucation:ミニコミュニケーション)と呼び名も変わるのだろう。
アメリカでは、そのようになりつつあるようです。日本は、いろんな面でアメリカの後を追っています。
だがしかし、希望もあります。それは、
外国人はよく Japan bashing(ジャパンバッシング:日本叩き)をします。例えば、先の大戦での、南京20万人大虐殺、従軍慰安婦を強制連行、など多々ありますが、それらは、アメリカのクリントン大統領の時に調査され、「そのような事実はなかった」として報告書が国会図書館に保管されているそうです。
ですから、外国人がJapan bashing(ジャパンバッシング:日本叩き)をする際には、それに同調するのではなく、抗議する姿勢を示すのであれば、日本人は優しいので、引き続きマスコミへの支持は続くのではないかと思います。 以上 