昨日の幸福実現党の及川幸久さんの街頭演説で感動したことがまだあります。
それは、アメリカの国会議員は、自国のみならず世界の安全保障上で危険だと判断したときは、直ちに超党派で法律制定に動くことです。
例えば、北朝鮮で観光旅行中に拘束された大学生が昨年1年ぶりに帰国してすぐ亡くなられた際には、北朝鮮当局に拷問されたに間違いないということで、北朝鮮制裁法を立法しました。
それから、今年初め、中国主席が「台湾を一つの中国にするためには武力も辞さない」と発言した際には、台湾安全保障法を立法しました。
ウイグルの人々の人権が弾圧され、特に強制収容所では毎日拷問が繰り返され人道上残酷なことがなされているということが世界に報道・現実に確認された際には、「ウイグル人人権法」を立法しました。
具体的には、ウイグル人への人権弾圧に関わっている中国共産党幹部のアメリカにある金融資産を凍結するという内容です。
これは、本当にすごいことです。自国のためではなく他国の国民のことを思って自己犠牲の精神で立法しているわけです。
日本においてはどうでしょうか?隣の香港の自由が脅かされているとのことで、100万人・200万人規模のデモが起きても「内政干渉になる。中国政府を刺激したくない」と発言する国会議員で満ちているそうです。アメリカの国会議員とはあまりにも落差がありひどすぎます。
日本人も早く真実に目覚め、正しい政治とはどういうものであるかに気づかねばならない時期にきています。