美しくも麗しき武士道の国、日本はいつ再来するのか?
最近の日本の世相を見ていますと、あまりにも嘆かわしくなることばかりが続いていて悲しい限りです。
国権のトップであるべき国会においては、いつ終わるとも知れない水掛け論が横行して呆れるばかりです。
それも明らかに嘘と分かる答弁を安倍総理自ら行い、国民の失笑をかっています。
10年以上昔であれば、野党から重大な誤りを指摘され、それが事実であれば、謝罪して大臣を辞任もしくは議員辞職して責任の所在を明らかにしたものでした。
ところが、現在では、物的証拠や証言があったとしても巧妙な言い逃れをして、自己保身に努める先生方が大量に増殖しています。
総理発言としては、「桜見る会に募集はしなかったが、募りはした」など度々。
今からおよそ14年前の第一次安倍内閣の際には、官僚側からリークされたとみられる内部情報によって大臣が任命早々に続々と辞職させられて政権交代に追い込まれました。
それを教訓として、内閣人事局を新設して総理と官房長官で官僚統制を強めております。
その結果、官僚は、与党政治家が不正を働いた場合でも政権に忖度するようになり、イエスマンが政財界・官界に大量に出現するようになりました。
それだけであれば、庶民には間接的な害ですが、悪いことに政財界・官界の悪い行状を真似する国民が大量に増殖することになってしまいました。
今では大人から子供まで、悪さを誤らずに言い逃れする人が増えてきました。
ごく最近では、日本棋院が依田九段に6か月間の対局禁止処分した理由についても、現場を見てないので明言はできませんが、内容が美しくありません。
願わくば、国民の皆様には、日本の伝統などを昔の人々から習うなどして、古き良き時代に思いをはせてもらいたいものです。