毎年、冬になると、インフルエンザとの闘いが始まります。
これまで国内では、混雑する場所などでは、他人から風邪を移されないよう、あるいは、移さないようにとマスク着用が推奨されてきました。
そして、咳エチケットとして、咳やくしゃみが他人に飛ばないようにと、マスク着用することが当然のように受け止められてきました。
ところが、昨年2019年の12月中旬にイオングループは店内でのマスク着用を禁止することになりました。
その理由は、顔の半分が隠れるため、お客さんとの円滑なコミュニケーションがとりにくいことと、体調不良のイメージを与えてしまうからだそうです。
ほとんどの方が驚かれたことと思います。調べて見ますと、国内ではマスク着用はごく当然ですが、外国では、病気のためマスク着用していると見られて、店内入室お断りされるケースが多いようです。
外国での取扱いも悪いとは言えない面もありますが、
最近、中国で発生したコロナウイルスを見る限り、いつ誰が感染されるか分からない緊急事態の場合もでているので、一律にマスク着用禁止はよくない措置ではないだろうか?
「ウイルスが治まるまではマスク着用してよい」といった例外規定を設けることになると思われますが、ウイルスは生き物ですから、「もう治まりました」と簡単には答えてくれませんし、潜伏期間も長い場合もありますから、例外規定のみの対応では難しいところです。