台風19号は48時間雨量が約千ミリ降り、過去に類を見ない大水害を起こしました。
たった2日間で年間雨量の半分降ったことになります。恐ろしいことです。
河川の氾濫により、住宅浸水、土砂崩れ、道路遮断など被害多数起きました。
治山治水対策で成果をあげたシステムがあるようです。
それは、埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」で、別の名はその荘厳な形態から「地下神殿」と呼ばれている地下水路です。
大雨により地上で捌けるのが困難な雨水を地下に誘導して川に排水するシステムのようです。
その形態は、さながら、地下街の様相ですから建設費用は莫大なものと思われます。
そこで、私は提案します。
それは沖縄県の宮古島にある地下ダム方式にすれば、
費用は軽微ですみ、環境を壊すことなく簡易に建設できて、水害予防に大いに役立つのではと考えます。
システムは簡単で、地下水の出口を防ぐ構造です。
旱魃時には地下に貯水された水を汲み上げて飲料水、農業用水として活用するわけです。
それに併せて、建物を頑丈な設計に変えていくことも今後は、進めていかなければならないと思います。