従来は、市中銀行が日銀に預金したら利息が付いてきたのに、最近はマイナス金利を適用したため、逆に預け入れ手数料をとられて銀行経営は苦しくなってきているそうです。
現在、先進国といわれる国でマイナス金利を適用している国は、日本以外にスイスのみです。
スイスの場合は、ご存じのとおり、永世中立国としての安全性によって世界中からお金が集まりその保管場所となっています。
ですので、安全かつ安心に預金できるのであれば、預け入れ手数料を支払いしても採算がとれるわけです。
さらには、スイスの防空壕の数は世界でもトップクラスだそうです。
日本では、北朝鮮ミサイル避難訓練の際に住民は「避難せよと言われるけど、どこへ逃げればよいのか?」と嘆く始末です。
また、スイスは軍事面においても、しっかりしていて自国の軍備は怠らず、なおかつ、他国へも傭兵として派遣しているそうです。
日本の場合はどうでしょうか?
軍備は、アメリカ頼みであって、憲法改正して自国を守ろうとする気概も見られず、国会での議論を見る限りにおいて、一部の議員を除いてはかなり知性のレベルが低下しているように見れます。
また、オフイス賃貸料も異常に高く、税制も高くて良いとこ無しでは、国際金融センターとして世界からお金が集まるには極めて魅力の乏しい国に落ちぶれています。
これでは、世界中の国々、人々は安心して日本に投資できません。
以上のことから、日本とスイスは根本的に異なるので、マイナス金利は、日本には全く似つかわしくありません。
市中銀行の経営上の苦しみは、やがて国民に向かうこととなり、一般預金にマイナス金利を適用することになるのではないか?
既に一部のメガバンクでは議論提起されました。
このような事態を招いた、現政権と日銀は潔ぎよく、アベノミクスは失敗であったと認め、景気回復と財政再建に向けてアメリカのトランプノミクスに見習い、減税、工場の国内回帰、その他の優れた政策を導入すべきです!
生産性向上によってもたらされる2%の物価上昇は好ましいが、金融緩和に重点をおいた物価上昇はこれまで古今東西聞いたこともなく、かなり世界的な常識からかけ離れています。
政府は早急に、過失を認めて改善に向けて始動しなければなりません!