中国武漢の医師である李文亮さんは、昨年12月に、新型コロナウイルスの患者を診察した際に、症状が前回のSARS(重症急性呼吸器症候群)に酷似していることから、
ネットで、感染症の発生を発信したので、隠ぺい体質の当局から出頭を命じられて取調べを受け警告を受けたとのことです。
その後も、李文亮さんは懸命に患者の診療にあたりましたが、自らも罹患することになって亡くなられました。
その悲しい死を悼み、市民から深い哀悼の意が寄せられています。
当初、当局が今回の新型コロナウイルスを隠ぺいした重大な過失によって被害が全世界に及ぶこととなり、死者数も前回SARSの700名以上をわずか2カ月間で超えることとなったことから、国民のあいだから「憲法に保証された言論の自由を守れ!」との意見がネットで発信され続けているそうです。
当局を恐れていた地方紙も同様に言論の自由を守るよう要求する記事を登載したそうです。
信じられないことですが、信頼できるニューズウィークが現地取材して伝えたことだから間違いないだろうと思われます。
一人の医師の死が中国の恐るべき体質を、言論の自由が保証された民主国家に変えることになるだろうとの希望も記載されています。
そうなると我々人類にとって大いなる福音になれば幸いなことです!
参考
2/10(月)配信のニューズウィーク日本語版
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