にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村
人気ブログランキング 忍者ブログ

輝け日本、再び!

 政治・経済、社会において衰退していくのを止めて、日本が今一度輝ける国素晴らしい国になりますよう発信していきたいと思います。

香港デモは世界を動かすか。自由の創設が必要!

 港市民の容疑者を中国本土へ引渡すことを可能とする「逃亡犯条例」改正案撤回を要求して3ヵ月間続いている香港デモにおいて、昨日25日、警官が初めて実弾を発砲しました。
 
 発砲の理由は、デモ隊の若者たちが棒を振ったり、石を投げたりして身の危険を感じたから牽制のため空に向って発砲したらしいです。
 
 5月にデモが開始されてのち6月、林鄭 月娥(りんてい げつが)行政長官は、「逃亡犯条例」改正は期限切れで来年7月に廃案になる」と発表しましたが、香港市民は、撤回でないと納得できない」として、あくまでも撤回に向けてデモを続行しているわけです。
 
 デモ隊は、香港の自由を求めて自発的に行動しているわけですが、もともと教養のある学生や市民たちですから、できることなら非暴力で道路占拠などせずに静かな抗議行動をしたいと考えていると思います。
 
 ではあるけれども、静かな抗議行動では、行政府が反応しないまま時が過ぎていくのは看過できないとして道路占拠にでていると思います。
 まさに命がけで捨て身の戦法にでているわけです。
 
 今月15日には近くまで中国武装警察(実際は軍隊)が集結しているのを知っていながらの命がけ行動です。
 
 ただ、沿道の店舗は襲撃しない方がよいのではないかと思います。中国武装警察に鎮圧の口実を与えかねないです。
 
 中国中央政府は、香港政府から要請があれば、ただちに武力鎮圧を目論んでいましたが、最近は、トーンを上げて、中国中央政府の責任において武力介入すると意気込む発言がでています。
 
 但し、世界の人々は、今から30年前の1989年、中国本土で起きたあの恐ろしい天安門事件を忘れてはいません。戦車で自国民をひき殺している映像は世界が保存しています。
 
 中国はこれまで、ウソとねつ造で世界を欺いてきましたので、国際的信用はほとんどありません。
 
 旧日本軍の犯罪とされる南京虐殺事件もウソとねつ造写真で満たされていることは、世界の常識となりつつあります。
 
 今の中国中央政府は、天安門事件を再来させることを何とも思わないですが、天安門広場と香港では、ステージがあまりにも違いすぎるので困惑しているのではないかと思います。
 
 天安門広場は中国共産党の支配地であるのに対して、香港はイギリスから返還されて20年余の国際金融都市です。英語もほとんどの市民が話せます。
 いわば、共産党に抑圧された自由のない自国民とは全く異なるわけです。
 
 このような世界のどこにでもある自由都市を戦車・装甲車で踏みにじった場合、世界は中国を許さないだろう。
 
 天安門広場では報道管制できましたが、香港では世界のメディアが注目していますから、ねつ造はできません。
 
 去る6月、アメリカ上下両院では超党派で、香港立法会が逃亡犯条例改正案を可決しないよう圧力をかける目的で、香港の「高度な自治」の検証を義務付ける法案を提出したそうです。 
 
 まさに Law Maker(ローメーカー:法律を作る人) の仕事をしたわけです。アメリカはすごいです。
 
 命がけで行動している香港市民におおいなる声援を送りたいと思います。「香港!頑張れ!」    以上
 
 
にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村
人気ブログランキング
PR