いまや一国二制度が脅かされている香港。武器を持たない香港市民たちが連日のように命がけでデモを行っています。
本日9月8日は日曜日とあって、大勢の香港市民がアメリカ大使館前で集会を行いました。
その目的は、武力鎮圧を目論む中国共産党に対してアメリカから圧力をかけてもらいたいということです。
このブログの8月26日付記事でもふれましたが、
アメリカ議会では、去る6月に上下両院の超党派の議員団で、香港の「高度な自治」の検証を義務付ける法案を提出したそうです。
さらに、共和党とは対立関係にあるペロシ下院議長が「高度な自治権があることを前提として香港に与えている貿易上の特権を見直す必要がある。」と発言。
そして、共和党幹部のマコネル院内総務も「香港の自治の衰えを憂慮する。」旨の発言もありました。
さすがはアメリカです。共和党をはじめ、なんでも反対党と思われている民主党も香港デモ支持の表明をしました。
願わくば、香港の旧宗主国でありますイギリス議会も早急に香港デモ支持の表明をしてもらいたいです。
日本においてはどうでしょうか?
香港市警によるデモ隊に扮装しての火炎瓶投げ、激しい暴力、特に、8月31日のデモにおける地下鉄内で一般市民への警棒殴打などはあまり報道されず、デモ隊のバリケードなどをとらえて暴動扱いするマスコミもあります。
アメリカの上下両院にあたる衆院・参院の議員は、いつものように見て見ぬフリをしています。
幸福実現党の釈党首は、8月31日に香港に行き、命がけのデモの様子を現地から取材報告しております。
雨傘運動のリーダーである周庭(アグネス・チョウ)さんから要請がある前に出向いたことはすごいことだと思います。
日本もアメリカ議会に見習い、香港の自由と民主化のために支持表明するのが国民の選良としての務めだと思います。