香港警察は、今から5年前の2014年、香港の行政長官選挙の民主化を求めた雨傘運動の学生リーダーだった 黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と周庭(アグネス・チョウ)氏 を本日 8/30午前逮捕しました。
昨日は、香港独立を主張する政治団体の創設者、陳浩天氏も逮捕しており、連日逮捕が続いております。
香港警察は、過去の雨傘運動を理由として逮捕していますが、今回起きた、「逃亡犯条例改正案」の撤回を求めてのデモを牽制することが目的であることは明らかです。
しかし、香港警察が意図するような香港デモ終了になるのではなく、逃亡犯条例改正案の撤回がなされるまではデモは続行されるのは間違いないことです。
周庭(アグネス・チョウ)さんは、6月デモのあと日本に来られて香港の現状について講演しておられます。
そのことも、外部への発信を嫌う中国中央政府の狙いがあると思われます。
周庭(アグネス・チョウ)さんは、10代の頃から香港の民主化運動に携わっており、15世紀にイギリスの侵略からフランスを護ったジャンヌダルクを彷彿させます。
もしかすると、フランスの英雄、ジャンヌダルクの再来かも知れません。
フランスでは、英雄は二人だそうで、もう一人の方は、ヨーロッパ連合軍とたびたび戦ったナポレオンです。
リーダーメンバーを今回逮捕したことに対する大規模な抗議行動が近く起きるかも知れません。
周庭(アグネス・チョウ)さんは女性ですので、香港警察が手荒な扱いをすることのないよう強く望みます。( 8/30 の晩に保釈)
香港の民主主義が守られますよう心から祈ります。